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2025/07/10 19:39
南部鉄器が好き。
いうまでもなく好き。
日本の伝統と歴史がそこにあるという満足感。
頑丈だし、使い込んでいけばいくほど渋くなるし。
そしてただ「古くからある」というだけの懐古的な道具ではなく、普通に調理器具としてとても優秀なんですよね。
中でもその「蓄熱性の高さ」は、特に火力が不安定な焚き火調理では非常に大きなメリットになります。多少火が強くても焦げづらい。
こちら愛用の盛栄堂「口付き鉄鍋」。

製造が面倒なためか、今じゃ全く見かけない珍しい「注ぎ口つき」。
これがまー便利で。
・ケトルとして
・鍋として
そして肉厚の鉄製ということを活かし、フライパン的に炒め物とかもいけちゃう。
あと圧倒的に便利なのが、鍋をやる時カンタンに汁をそそげる点…!!
オタマを持っていく必要なし!!
ほんとコレは重宝しとります。
あとは以前からずっと使ってる、オイゲンさん(旧:盛栄堂)の焼き焼きグリルですね。
これはもう個人的に殿堂入り。絶対に手放さないし失くしたら普通に同じやつ買う。
好きすぎてお店でも取り扱ってるし、野良のゴリ押しで買わされた人多数(でも絶対満足してるはず!)

断言しますが、キャンプで肉を焼くならこれ以上のものは無いです。
この焼き焼きグリルの真の価値は、表面に施された絶妙な「凹凸」にあり。
深すぎず浅すぎない凹凸は、焦げを防ぎつつもしっかりと肉汁も逃がさない。
私はこの焼き焼きグリルでステーキを焼く時、油敷かずにイキナリ肉を乗せますがよっぽど強火じゃない限りまず焦げません。
ステーキを焼くことだけを考えて作ったかのような横長のフォルムも最高。
まあどっちも重たいのは重たいですけどね。
(でも焼き焼きグリルに関しては鉄板と比較すれば普通の重さだと思う)
それでも持っていく価値は十二分にあります。
好き。南部鉄器。