Item Details
商品詳細
●魚突きの "原点"
私が小学校5年生ぐらいの時ですかね。
夏、お父ちゃんに竹ヤスを買ってもらって、それを持って川で鮎を追いかけ回していたのが私の魚突きの原点です。
その時の感動、充実感は今でもよく覚えています。
こんな楽しいことがこの世にあるのかと。
獲れた時の喜び、自分で獲った魚の美味さ、心地よい疲れ、そのどれもが他のどんなことより楽しくて。
その楽しさは大人になった今でも全く変わることはなく、今でも晩夏には漁業権のない川で落ち鮎を突いて楽しんでいます。

今までいろんな手銛を作ってきましたが、一度この "原点" に帰ってみるのも良いなと。
それで作ったのがこの川蝉です。
軽く、細く。それでいて強く。
流れの早い川でも出来るだけ水の抵抗を受けないよう、取り回しと初速にスペック全振りし、限界までシェイプして作った渾身の川用手銛。
シャフト径は13mm。
これ以上太いと水の抵抗で扱いづらくなる。
また重さも増えるため、身の柔らかい鮎などはそのパワーでダメージを受けすぎる。
逆にこれ以上細いと強度が確保しづらくなり、あとは細すぎるためしっかり握れない。
そのあたりのバランスを徹底的にテストしてこの径に至りました。
もちろん海でも使えます。メバル等の小物に対しては最高の使い勝手だと思います。
ただ先述の通りあまり強いゴムを使うことを想定していないため、大物を狙うにはファルコン等別の手銛をご検討いただくのがベターです。
・手銛全長:約2.1m(2本継)
※長さのカスタマイズ、中間シャフトの製作も可能です
・重量:約440g(ピアノ線3本含む、ゴムは除く)

●フルセット
セットには手銛本体、ゴム、銛先がすべて含まれております。
※ピアノ線は外してお届けしますので、ピアノ線の手銛への装着のみ、お手数ですがお客様の方でお願いいたします。(ピアノ線取り付け方法はページ下部で解説します)
●セット内容
・手銛本体 ×1
・3.5mmピアノ線 ×3
・アメゴム9mm ×80cm
【Spec】
・手銛本体の全長:約2.1m
・2本継 仕舞寸法約1.3m
・重量:約440g(ピアノ線3本含む、ゴムは除く)
・シャフト径:約13mm(ストレートシャフト)
・シャフト厚:2mm
・シャフト材質:100%Carbon
・先端&後端金具:SUS304、外径15mm
・ジョイント金具:SUS304、外径16mm
・ゴム:9mmアメゴム
●最大の特徴:ダイレクトパラライザー仕様
最も傷みやすい先端部分、いわゆる「銛先」はもちろん交換式。
それもただの交換式ではなく、今回とにかく川用(鮎用)に特化するため構造から見直し、ピアノ線のパラライザー「だけ」を手銛本体にセットして使える、全く新しい金具を設計しました。
※5mmピアノ線(2本パラライザー用)と3.5mmピアノ線(3本パラライザー用)両方に対応します
※標準で付属するのは3.5mmピアノ線×3本です
銛先部分の金具が不要になるので、かなり軽く仕上がっています。
また、銛先が痛んだ際にもピアノ線だけの交換で済むのでコスパも最高。

実はセットできるのは、3本パラライザー用の「3.5mmピアノ線」だけではありません。
・2本パラライザー用の「5mmピアノ線」
・一本銛先用の「6mm丸棒」
も同様にセットできるマルチな構造(形状)になってます。
なので、鮎用に細手の三本パラで使うも良し、強靭な5mm径ピアノ線を2本セットし、海で根魚を狙うも良しです。

●ピアノ線の取り付けについて
ピアノ線は手銛から外した状態でお届けしますので、ピアノ線のセット作業だけお客様の方でお願い致します。
作業自体は非常に簡単で、
1. ピアノ線を、手銛の先端金具に差し込む
2. 付属のイモネジを、先端金具のネジ穴に入れる
3. 付属の六角レンチで1個ずつ締める(左右2個ずつ計4個)
4. ピアノ線を、手で掴んで広げ、適宜曲げる
基本はこの4手順だけです。
これは2本パラライザーも、3本パラライザーでも一緒の手順です。
※ピアノ線の先端は非常に鋭利なため、怪我防止のため、お届け時の保護チューブを取り付けた状態で作業してください。
※取り付け用のイモネジ4本、作業に使う六角レンチは商品セットに含まれます。
もちろん作業で分からないことがあれば、遠慮なくお問い合わせください。
1.ピアノ線を手銛の先端金具に差し込む

2.付属のイモネジを、先端金具のネジ穴に入れる
イモネジには緩み防止剤が塗ってあります。

3.付属の六角レンチで1個ずつ締める(左右2個ずつ計4個)

4.ピアノ線を、手で掴んで広げ、適宜曲げる
ピアノ線は、お届け時は曲がりのない真っ直ぐな状態です。
パラライザーとして使用するために、このピアノ線を若干「曲げ」てやり、末広がりな形状にしてやる必要があります。
両手で掴んで、グイッと左右に広げれば曲がりますので難しくはないのですが、一点だけ「曲げすぎ」にはご注意ください。
曲げすぎてしまうと元に戻すのは困難なので、ちょっとずつ、ちょっとずつ具合を見ながら曲げてみてください。

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